one room

忘れたくないことと、忘れてしまったことについて

2015-01-01から1年間の記事一覧

一年を一覧

今年が終わってしまうから、少しだけ振り返ってみる。いつものことだけど、境目はいつも不安定になってしまう。今日も少し不調。バイト行ったけれど、少しだけきつかった。一月、最後の冬休みだった。二月、友だちと学校をサボってライブへ行った。三月、学…

ゆらりふらり

バイトの後、友だちとお店の裏で煙草を吸った。夕勤のおじさんから、友だちがもらったのを、一本私も分けてもらった。噛むとぷつりと何か潰れた。面白くて何度もかんでみたけれど、2度目はないみたいでした。冷たい、すーっとするメンソール。真冬の空気に、…

空を飛ぶ人

昨晩から降っていた雨は、朝、バイトに向かう私にも降り続けています。道にはたくさんの水たまりがあって、太陽に交代する寸前の街頭とか、車のライトを写してはきらきら光っていました。まるで、道に穴があいていて、そこから別の場所がちらちらと、見え隠…

忘れたいこと

自分の考えや感覚が、ただ静かに、輪郭が明確で、一定のリズムから少し外れて波打っている時。私は、文章を書きたくなる。多分、そして、そんな時に書いたものの方が、普段のものより幾分か意味があると思う。何かが足りなくて、それを求めている時、満たさ…

間違い電話とお兄さん

今日はバイト先から、少しだけれどお給料が振り込まれました。私は、紺色のダッフルコートと、モスグリーンのワンピース、明るい水色のリュックを買いました。できる範囲で、自分の好きなものを、毎月三つだけ買うこと。それを纏って、いること。来月は何を…

ぼんやりしたグミ

バイト終わりにグミを買ったら、夜勤のお兄さんに「虫歯になるよ」って注意された。グレープフルーツジュースも廃棄だったので、それも一つもらって帰ります。虫歯一直線です。外に出ると寒くて、途中でTSUTAYAに寄った。寒さから、一時避難。なんとなくCDを借…

ライブ

日曜日の午後インターネットで、いくつかの古い雑誌や、漫画を買った。私の中の、インスタントなタイムスリップ方法。二日後に届く事が余計に時間感覚を曖昧にさせる。三時からバイトだったので、近くのスーパーでお菓子を買って、食べながら自転車をこいだ…

一時二十二分と三時八分の間

人生で初めて、ベッドから落ちて目を覚ました。ふわりと着地できたのは、私より先に、布団が落ちていたから。この、落ちていた布団が、一体いつからそうなっていたか分からないけれど、私の手足は、ほとんど死んでいるみたいに冷たい。暖房器具のない私の部…

古いハウス

バイト終わり、イヤホンからはNOAのプレイリストが流れます。多分三曲目にさしかかった頃、道を挟んだ向こう側、「古いハウス」と書かれた黄色い看板が目に止まりました。暗いのであまり良く見えませんでしたが、確かにそこには、少し古い、洋風の建物がありま…

ササラ電車

冷たい空気が澄んでいて、私は息をすることすらうまくできない。吸いこんだ冷たい塊は、少しずつ喉元に溜まっていく、私は、そこから、だんだん凍ってしまいそう。朝の透明な鏡に映る自分。どんなに顔を洗っても、髪をとかしても、数日前にしたことは消えな…

工場裏のきりん草

木曜日の二十三時頃、銀杏並木の夜の道を、好きな人と歩いていました。居酒屋さんで、ご飯を食べた帰り、煙草を吸う場所探しています。私は、蜂蜜梅酒をロックで飲んで、あまりまっすぐ歩けていませんし、好きな人は、さっきのお仕事の電話のせいで、少しだ…

黄色い卵焼き

朝、一階に降りると、珍しくテレビがついていた。星座ごとの占いが次々に映されていく。最後に、一位と最下位が残る。私は四位でした。必然的に友だちもギターのお兄さんも好きな人も、みんな仲良く四位です。今日はみんなで北東にあるご飯やさんで、黄色の…

深夜に徘徊する

二十一時、バイトが終わりました。マフラーとコートで寒さを防いで、友だちと遊びに行きます。記憶と匂いは、とても近い気がします。最近これについて考えるの二度目です。二人で楽器を持って、河川敷へ行きました。雨が少し降っていたので、大きな橋の下で…

甘いフィルター

朝起きて、携帯をつけました。友だちや、知り合いからの、沢山のおめでとうという文字が表示されています。私は一つ一つに返信をしながら、今日が11月11日であることを、寝不足の頭でぼんやりと認識しました。今日も普通にバイトなので、お昼頃、バイト先に…

スーパーと

色とりどりの野菜が、真っ白な棚に並べられていて、あちこちを子どもを連れた大人が歩いてる。子どもは、大人が持つカゴに入れられる野菜を見ながら、あちこちで溜息を漏らしては、目に痛いおもちゃ付きのお菓子を手に走ってた。買ってもらえて満足そうだっ…

睡眠不足により

「休みたい笑」ただそれだけのメールが来た。その時私は、暇つぶしにTwitter眺めてて、もうすぐ眠剤かき集めて寝ようとしていた。最近好きな人からのメールが、少しだけ多い気がする。それは転じて、私がTwitterにネガティヴな事を、うだうだと書き込んだ回数…

行方不明の終電

先日作った歌を、友だちに聞いてもらったら、「○○(私の名前)みたいな歌だね」って言われた。私みたい、私みたい、よくわからなかった。私って、いつも周りに影響されてばかりだから、ポケモンのメタモンみたいで、芯がない。バイト先のおじさんが行方不明にな…

写真の中で

レキソタン飲みながらなんとかやっと現像してきた写真、丁寧にベッドの上にばらまいて、なんとなく満足して眺めていました。初めて楽器屋さんに行った日の公園とか、天邪鬼だから、夏の少し前に行った海とか、お金使い果たす勢いで服を買いに隣町まで行った…

泣いた風船に

今日は朝からバイトでした。新しく買った、青色のイヤホンで、こたつの中でうたた寝してるみたいな、プレイリスト再生します。みかん三つくらい食べながら、身支度をしました。窓が薄ら白く曇っているのを見てしまったので、マフラーにコートを追加して完全…

七時間五千円

めずらしく早起きしてしまいました。眠ったのが三時なので、あるいはいつもの中途覚醒かもしれなかったのですが。バイトに行くまで、あと五時間もありました。暇なので、適当にコードの練習しながら、ギターを弾いて遊んでいました。早朝の空気が冷たかった…

チョコレートケーキ

友だちの誕生日に、チョコレートケーキを焼きたかった話をします。でも、友だちは家族とご飯を食べに行くみたいなので、いってらっしゃいするしかありません。家族とお祝いとか、少し羨ましいです。どんなケーキにしようか、楽しみにしていたけれど、当日に…

冬物のセーター

今日はバイトお休みなので、夕方からお酒飲んでお散歩へでかけました。外は寒くて、冬物のセーターの袖を伸ばします。夕日を見ながら歩きたいので、西の方へ向かいました。イヤホンからはT/ssueの東京cityが流れます。あ、そういえばこの曲好きだったなって…

手紙のような日記

私の日記は、まるで、手紙みたいだということ。誰かに宛てているような、そんな文字の並びだと思った。だとしたら、いったい誰に宛てているのだろう。よくわからない。今は夜と朝の真ん中で、昨夜アルコール摂取しまくって寝たので、ベッドの周りにはカラフ…

自分の声

最近、曲を作っていました。歌詞から作って、適当なメロディーに乗せてみて、iPhoneのボイスレコーダーでそれを録音していた。ボーカルは別の人にしてもらう予定で、自分は歌わないのだけれど、とりあえず自分で歌ってみたのを録音。自分の声、好きじゃない…

裸足の記憶

素足で歩く、夜道のコンクリートの上。 子どものころなら、誰しも靴を履かずに外を走り回ったりしたかもしれない。 でも、十代後半から、そんなことをした人は、少ないような気がする。 どうなんだろう。 子どものころ素足で走った場所は、 公園の芝生の上だ…

スノーマンのタオルケット

ギターのお兄さんから借りた、ドクロのクッションと、スノーマンのタオルケット。どちらからも、仄かにお兄さんの香り。香水なのか、洗剤なのか分からないけど、すごく安心する。Twitterを開けば金髪のお兄さんから、私の無事を喜ぶリプが来ていた。みんな、…

非常口の向こうは

夢の話。 きれいなビー玉を、見殺しにした夢の話。 多分、朝の七時から、九時の間に見たんだと思う。 起きたとき、すごくおなかが減っていた。 非常口をみつけた。 緑色のランプ点灯中、走る人のシルエット。 走ったら危ないのに。 私は水たまりの上を歩いて…

私が決めた、今日の天気予報

朝、本当は起きたくなんてなかったのだけれど、 今日はスタジオで練習だから、少しだけ早起きしてみた。 トースターからは、大失敗の雰囲気。 嫌なにおいと、黒い煙。 朝の天気予報、お出かけ日和だなんて嘘だ。 大好きなレキソタン、 水曜日まで品切れにな…

不思議なお店と窓枠の人

今日もまた反社会なおじさんのとこでバイトバイト。ちなみに今日は六時起床です。完全に眠たい。真っ青なパーカーきてるけど、寝不足が深刻な私は顔まで青くなりそう。昨日寝たの、三時半です。コンビニでブラックコーヒー、二本買ってきてくれるおじさん最…

楽しいこと

今日のは、フィクションです。(って書かないとまずいことになるので)フィクションです。二回書きました。今日は朝から、反社会勢力(自称)なおじさんのとこでバイトする。朝九時集合。めちゃくちゃ健康的な起床時間でした。夕方四時解散。小学生とともに帰宅…