ラーメンの話
スタジオ、練習終わり。
一時間近く立ち話。
その間に、お兄さんは、丁寧にギターを磨いて、ハードケースにしまった。
スタジオ番のお兄さんとも、少し話した。
いつも気さくで、本当に優しい。
それからしばらく、お兄さんと二人で、これからのことを話していた。
そして、ご飯。
人とご飯を食べる貴重な時間。
週に一回、あるか、ないか。
何を食べようかと話す。
焼肉、ハンバーグ、重たい。
お寿司にしては、時間が遅くなってしまっていた。
やっぱり、今日もラーメン。
始めていくところ、前回は閉まっていた、駅前のお店へ行ってみた。
高校生の頃、よく歩いていた場所なのに、お店の存在を知らなかった。
表通りにある、チェーン店には、少し記憶があったけれど。
少し歩くけれど、二人で歩いていった。
お店に入ると、すごく人が多く、二人で並んで座れるか不安なくらいだった。
そして、むせ返るような豚骨の出汁のようなにおい。
食べた結果は、今まであちこちラーメンに行った中で、まぁ、酷かった。
しかも、厨房が目の前なので、
味の感想がお互い伝えずらい。
途中で、お兄さんが、大分ぼかして伝えてきたのに、必死に頷く。
帰り道、美味しいラーメン屋さんの話をしながら帰る。
今度はまた美味しいとこに行こうと約束して帰った。
家に帰って、林檎を一つ切り分けて食べました。