one room

忘れたくないことと、忘れてしまったことについて

それだけのもので、

世界にミサイルを、落とそうとする国と、落とされそうになってる国があって。

まぁ、両国ともニュースが賑わっています。

それでも私は、朝方に眠りにつき、

バイトへ行き、体調が悪い友だちの心配をしていました。

小学生の頃、平和集会というのが行われていて、

私は毎年それが怖くて怖くて仕方ありませんでした。

あまりに怖かったので、保健室でズル休みをしながら、私はもしかしたら前世、戦争で死んだ人なのだろうか、とか、そんなことを考えていました。

神経過敏の気はその頃からあって、

私はミサイルや爆弾をイメージさせるもの、全てを怖がっていました。

なんてことない政治のニュースから、ヘリコプターの音、一瞬光るようなカメラのフラッシュなど。

あの頃の私が、今やって来たなら、

布団に潜って、震えて一切出てこなくなりそうなものです。

ですが、原因こそ違えど、今の私も布団に潜って出られない気分です。

頑張れば出れるので、バイトだけはなんとか頑張って行きましたが、その他はもうこの中にいます。

布団って、ただの布の集まりなので、

防御力低そうなのに、何故かあそこにいれば大丈夫だと思ってしまうの不思議です。

そういえば、幼稚園生の頃は、

敷布団の四角の枠の中には、お化けは入ってこないと信じていました。

何故でしょう、壁さえ通り抜けるようなもの相手に、布団の枠内で戦っていました。

静かです、夜の3時半、車がときおり通り過ぎる音が聞こえます。

私は、今の気温と物音が、なんともいえず心地よいので、薬を飲んで寝ようと思い立ちました。

明日は、きっと雑誌を買います。

なんてことない、特に欲しくもないものを、

読みもしないものを、買うような気がしています。