one room

忘れたくないことと、忘れてしまったことについて

生活をする話

頭が痛くて仕方ない。

最近ご飯が適当だったのせいかもしれない。

おかゆとか食べたいけれど、

作る元気が足りないので、バイト先で、

飲むヨーグルトとさけるチーズ、アイスの実を買う。

適当に甘いもの補給して寝たかった。

飲むヨーグルトは多分、健康的な気がする。

帰りながら、今日、バイト中に、先輩から、

「私が死んだら薄紫の花を添えてね」

って言われたの思い出してた。

なんだか悲しくて、

「死んでも、復活してくださいっ」

って冗談めかして返事してみる。

復活なんて無いの分かってるけど、

それでもそんなふうにしか返せなかった。

多分、この先輩のことが好きだから。

先輩は、先輩というか、

なんだかお母さんといった感じの、

すごく明るくて優しい人。

今日も煙草の補充手伝ったら、

「おりこうさん」って褒めてもらった。

そんなふうに言ってもらったの、

多分十年ぶりとかだと思う。

おばあちゃんがいた頃は、

何かにつけそんなふうに言ってもらってた。

おりこうさんって言われかた、懐かしかったな。

そう言えば、おばあちゃんも紫色が好きだった。

そういえば最近、私の好きな色ってない。

色について一つ一つに思い入れはあるけれど、

そこに好きとか、嫌いとかはなくなってきた感じがする。

赤は、お兄さんの色とか、

黄色は、友だちの好きな色とか、

青は夜の色とか、

黒は、お兄さんと友だちの車の色とか。


家に帰って、ベッドに倒れると、

ほとんど意識も夢もなく、ただ泥のように眠った。

夜中に、好きな人から、メールが来ていて起きた。

心配してくれていた。

あと、少しでも真面目に頑張ろうとしている私を、

褒めてくれた。

嬉しいなぁと思いながら、

床に置かれたままの飲むヨーグルトをごくごく飲んだ。

その後、さけるチーズをさきながら食べた。

アイスの実は、冷蔵庫に取りに行った。

冷たくておいしかった。

その後、お風呂に入って、また寝た。

好きな人のおかげで、

なんとか生活っぽいことが一通り終わった。


毎日怖いことばかり、なんとか息をし続けて、

ギターを練習しよう。