one room

忘れたくないことと、忘れてしまったことについて

DAHLIA

少し遠くの町のスタジオまで出掛けた。
お兄さんは少しお酒を飲んでいた。
いつか、DAHLIAを弾けるようになろうねと言われた。
帰りの車の中で聴かせてもらった。
とてもかっこよくて切なくて、素敵な曲だと思った。
その後、お兄さんの家にギターを置き、
ラーメンを食べに行った。
とても美味しくて、楽しかった。

今、家にひとりで斜陽を読んでいる。
なぜかお昼頃起きてくると、誰もおらず、
リビングにぽつんと1冊取り出して置かれていた。
それを読みながら、ふと、iTunesDAHLIAを買ってみたりした。
昨日のラーメンのためか、三時をすぎてもお腹が空かない。
このまま、仙人のように暮らしたいとさえ思う。
バイトに行くのが酷く苦痛だった。
でも、昨日の話を思い返す。
お兄さんの職場も、相当大変な様子。
私も、頑張ろうと思う。
さっき飲んだコーヒーで胃が痛い。
私は、そこかしこ欠陥していて、なんだか自分でも嫌になりそうだった。