one room

忘れたくないことと、忘れてしまったことについて

ゼリー

朝から、得体の知れないもに責められ続けるイメージが拭えない。
起き上がらなければ、そう思えど身体を動かせない。
そのうち、怠け者、そんなふうに言うその声は大きくなっていく気がした。

それでも、バイトには行った。
行くと、友だちがキティちゃんのゼリーをくれた。
可愛くて、嬉しくなった。
これも、と、黒糖のポンデリングもくれた。
私の好きなもの。
シフト終えて、携帯を見ると、
バンドの先輩からメッセージが来ていた。

私は多分、色んな人に生かされていた。

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