one room

忘れたくないことと、忘れてしまったことについて

青色楕円の夢の先

眠れるかなと思ったけれど、
一時間くらいで目が覚めてしまった。

夢の中で私は、
道の真ん中に立って、泣き声を聞いていた。
誰かなと思って、キョロキョロするけれど、
人は誰もいなくって、
気づいたら私が泣いてたってオチだった。
私は猫じゃらしを摘んで、
左右にゆっくり揺らした。
たぶん、自分をあやそうとしてたんだと思う。

こんな夢の話まで、
書かなくていいかなと思うけど、
なんでも記録したいから、書いてしまう。
忘れることが一番怖いから、
覚えてるうちに書いて、
忘れる前に読み返して記憶を補強していく。
そうして残ってる記憶が、
果たして、正しいのかなんて分からないけれど。
だけど、記録しているのは、
物事だけじゃなくて、そこに付いてくる感情も。
それらは、閃烈なもので、決して忘れたりしないから、
こうして、思い出すきっかけとして、
出来事を、記録しておく。
全てが空っぽになってしまっても、
感情だけは残されていて欲しいよ。

でも、こうも眠れないと、
またお薬貰いに病院行かなきゃならなくなる。
真っ青な夢の色、楕円のハルシオン
もう引き出し残ってない。

レキソタンだけ残ってたけど、
飲んでもあんまり変わらない。