one room

忘れたくないことと、忘れてしまったことについて

手紙のような日記


私の日記は、まるで、手紙みたいだということ。

誰かに宛てているような、

そんな文字の並びだと思った。

だとしたら、いったい誰に宛てているのだろう。

よくわからない。

今は夜と朝の真ん中で、

昨夜アルコール摂取しまくって寝たので、

ベッドの周りにはカラフルな缶が、

まるでへんてこな塔のオブジェみたいに積まれてた。

ヘッドホンしたまま寝てたので、

変な風に寝癖がついてて、

もう一度お風呂沸かそうか悩む。

少し変わった私の生活は、

とりあえずなんとか回転していっているみたい。

このまま転がり続けていたら、

どこかに辿りつけるのだろうか。

ギターのお兄さんも、金髪のお兄さんも、

「幸せにならないとね」って笑った。

そうだ、幸せにならなければ。

でも幸せって正体不明の宇宙人みたいな、

そんな感じの存在なのでした。

好きな人、真夜中に、

「早く寝なさい笑」って、いきなりメールしてくるし、

あぁ、Twitterみてたんだなと思って、

「了解です。今寝ます!」とか。


もしかしたらお兄さんたちの、

「幸せにならないとね」と、

好きな人の、

「早く寝なさい笑」は、同じ意味かなって思った。

みんないい人だ。


お客さんに出すお茶が、

温かいものに変わった季節。

もうすぐ友だちの誕生日です。

私も、友だちも、欲しいものを見つけられない。

誕生日が十日違いだから、二人で考え込んでた。

友だちは、時間をとても気にする人だから、

銀色の刺刺がついた黒色の時計とか好きそう。

どこに売ってあるのか思いつかないけれど。

それか、綺麗なZippoでもいいかな。


夕方頃、バイトしながらX JAPANのこと考えてた。

録画してある歌番組みのせいだ。

hideとギターのお兄さんの名前一緒だから、

なんとなく混乱する。

混乱してたら、小さい双子と母親らしき人がレジに来た。

会計後、キャンペーン中なのでくじを引いてもらった。

小さい双子が一枚ずつ引いていた。

どちらも外れていた。

「そちら、応募券です。よろしければお使い下さい。」

「はずれー?」双子が言う。

すると、お母さんが、

「おー、やるじゃんレアカードだね」

って双子に言った。

笑顔になった双子に手を振りながら、

私もレアカード欲しいなぁって思った。


今日も誰に宛ててるかわからないままだけど、

とりあえずもう、ロヒプノールのんで寝る。

カーテンから薄い青がこぼれてきている。

早く寝ないと、もう、朝になってしまう。