one room

忘れたくないことと、忘れてしまったことについて

ごめんね約束

昨日はライブを見に行っていました。

ステージモードのお兄さんはやっぱり綺麗で、
終演後、写真を一緒にとってもらう時、
すごくどきどきしてしまいました。
お兄さんの髪が私の顔にかかった時、
視界が薄ら赤く染まっていました。
私はどんどん自分が嫌いになります。

友だちと決めたタイムリミット、
あと一年って日が来てしまう。
無駄な焦りがじわりと湧き上がる。
マフラーを巻く日が来たなら、
そろそろだと思う。
ステージに行くんだって、
そしたら、見に来てくれるはずの好きな人に、
感情ぶちまける様な音、耳から離れなくして、
困らせたい。困らせたいんです。

私も赤色になりたい。

寝て起きたら、九時だった。
バイトに行く。
働かなきゃ、練習するための機材もスタジオも、
好きなことにはお金がかかるし。
それに大切な人たちに劣等感抱きたくない、
ぎりぎりまで、頑張ってみるよ。
わざと繋いだままにしていた電話は、
起きた時には友だちが切っていたみたいだった。
なんでイヤホンしたまま寝てたのかの謎が解ける。
友だちに、本当のこと言ったらどうなるんだろうって、
最近よく考える。
「嘘は絶対につかない」あの日の約束。
友だちは「嘘はもういわないよ」って約束だけど、
私は、「なんでも本当のことを言う」って言った。
沈黙が怖い。無知が、とても怖い。
私はいつの間にか大事なものが一番怖いんだって、
そんなふうに思う。
イヤホン首に絡まって窒息しそう。