透明なビニール傘に、叩きつけていくような雨。好きな人からのメッセージ。夜中に折り返された、お兄さんからの電話。もっと頼ってくれていいよと言われ、泣いてしまいそうな気持ちになる。反射板だけが頼りの、真っ暗な道を走ったこと。港について、あまり…
夜中の1時過ぎ、コンビニでアイスキャンディーを買い、携帯を見ながら好きな人を待つ。七月だというのに、全く暑くなくて、私は白いレースのノースリーブ姿だったのだけれど、少しアイスを買ったことを後悔していた。急いで食べなくても、溶けてしまわないの…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。